2007年度 障害福祉講演会

平成19年2月3日

貴志川生涯学習センター

那賀地方の障害者団体・難病団体共催で始まったバリアフリーミーティングは、平成17年度より障害福祉講演会と名前を変え、今回は貴志川生涯学習センターかがやきホールで開催されました。大阪のおばちゃんタレント、辻イト子さんを講師に迎え、会場には岩出市、紀の川市から300名を超える参加者で盛大に開催されました。

辻イト子さん

辻イト子さんは自ら岸和田で「みかん山プロダクション」を主宰し、タレント活動をするとともに、知的障害を持つお嬢さんとがんばってこられた半生を涙と笑いを交え、情熱的に話されました。

お嬢さんとの生活の中では「世間体ではなく子どもの立場に立つこと、常に前向きに生きること、あきらめず明るく生きること」と話し、このことが自分を含めた周囲の家族もいい方向に行くことを、多くの経験談をもとに参加者の心に訴えました。

また会場のホールでは販売ブースも設けられ、きほくとわなんれん加盟のフラット(難病患者中途障害者の作業所)が共同で自主製品などの販売をしました。

フラットからは点字名刺の予約受付、きほくからは神森和子さんが85歳のお姉さん手作りの「あったか足カバー」が作品され、半田亮子さんは「紙製コサージュ」、田中節子さんはウール製手つくりたわしと息子さんとともに多くの古書を出品されました。

なお当日の売り上げは7100円でした。

また清原菊代さんからも古書出品の申し出がありましたが、これについては販売ブースの広さのこともありましたので、田中さんの残りの古書とともに次回に回させていただきます。

なお当日のきほくからの参加者は15名でした。

皆さま方のご協力ありがとうございました。

エントランスで行われたワークショップフラットと
那賀地方患者家族会きほくの自主製品の販売風景

販売風景

ワークショップフラットでは点字名刺の注文を受けつけました

「フラット」ブース

神森さんのお姉さんが手つくりされたあったか足カバーです

あったか足カバー

多くの来場者でにぎわいました

販売ブース風景